このような症状はありませんか?
白内障とは
白内障の原因
白内障の治療法
白内障は、手術をすることで視力の回復が可能な病気です。
病状の進行段階によって治療法は異なります。
早期に発見し、すぐに治療を始めれば、進行を抑えることも可能です。
白内障の手術の流れ
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① 角膜(黒目)や強膜(白目)を幅2~3mm切って、超音波乳化吸引装置や眼内レンズを挿入するための通り道を作ります。
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② 水晶体の表面を丸くくり抜いた後で、超音波乳化吸引装置を使って濁った水晶体の中身だけ、細かく粉砕して吸引し取り除きます。
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③ 中身がなくなり、薄いカプセルだけの水晶体になりました。
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④ その中に眼内レンズを挿入、固定します。
眼内レンズについて
白内障手術で使用する「眼内レンズ」は、健康保険適応の「単焦点レンズ」と、選定療養(レンズの費用のみ自己負担)の「多焦点レンズ」にわけられます。
それぞれにメリット・デメリットがありますので、患者さんのライフスタイルなどを考慮して選択し、最良の治療効果を目指します。
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単焦点レンズ
焦点距離が一つのレンズです。
設定した焦点距離のものがクリアに見えます。
焦点距離は「遠距離」「中距離」「近距離」のいずれかに設定します。
例えば「遠距離」に設定すると、遠くを裸眼で見ることができるようになりますが、近くを見る際には老眼鏡が必要です。
一方、「近距離」に設定すると、近くを裸眼で見ることはできますが、遠くを見るには眼鏡が必要になります。 -
多焦点レンズ
単焦点レンズとは異なり、複数の焦点距離を持つレンズです。
眼鏡なしで、遠~近距離、遠~中距離が見えるようになりますので、眼鏡への依存が減ります。
一方、暗いところで光の周りに輪がかかったり、まぶしく感じることがあるため、生活習慣や目の状態によっては適さないこともあります。
単焦点眼内レンズ・
多焦点眼内レンズの
メリット・デメリット
メリット | デメリット | |
単焦点 眼内レンズ |
●ピントが合ったところは、くっきりと見える |
●ピントを合わせた以外のところはメガネが必要 |
多焦点 眼内レンズ (2焦点、3焦点) |
●近くも遠くも見える ●眼鏡への依存が減る |
●暗所で光がまぶしいことがある ●鮮明さに劣ることがある ●費用負担が大きい |